DEGAGEは、日頃からChaosをご愛用いただいている方々の「より上質で円熟したアイテムが欲しい」という声に応えて誕生しました。ブランドネームは、フランス語で「くつろいだ、自由に、軽快に、力を抜いた様子」の意。この言葉どおり、ディレクターの櫛部は肩の力を抜いて自由に美しく生きる女性に向けてリアルクローズを提案しています。

時代の流れの中で変わることのない
上質な美しさ

　年を重ねる中で、ファッションに対する向き合い方は変化していくものです。自分が本当に好きなものや似合うものを理解するまでは、「あらゆるトレンドを取り入れて、挑戦する期間だった」と話す櫛部が、これからの人生で何を着て生きていきたいかを立ち止まって考え、等身大で求める洋服を実現するためにDEGAGEのものづくりが始まりました。やみくもにトレンドを追うのではなく、普遍的で価値のあるものを選び、真の美しさを追求していく……。そんな自身の価値観を確立し、審美眼が培われた女性にこそ着ていただきたいラインナップです。

服を作ることは点から始まり
線を描くクリエイティブ

　自身が頭で思い描いたイメージを頼りに、ゼロから作り上げる櫛部の服作りは、いつでも点と線から始まります。DEGAGEではそこに原点回帰して、細部の至るところまで趣向を凝らしたデザインピースを創造しました。
　何よりもこだわったのは素材。シルク、トリプルオーガンジー、トリプルジョーゼットなど洗練された極上素材を贅沢に採用し、それぞれのファブリックに適したデザインに落とし込みました。生地の重さによる疲れや日常生活における着づらさを感じないように、取り外し可能なパーツや裏地のデザインを工夫して、素材本来の機能性も重視。計算し尽くされたボディと至高の手仕事により、体の変化に寄り添う最良の着心地を実現しています。
　また、あえてコンシャスなシルエットも提案しています。これはボディラインをより魅力的に映し出すための工夫。体のラインが気になるとついオーバーサイズを身に纏がちですが、こだわり尽くした素材とシルエットで、体を覆い隠すことなく演出します。カラーパレットは、美しく歳を重ねた大人の女性の肌に馴染み、落ち着きのある空気を纏う自然界から抽出した色彩をセレクト。余計なものを削ぎ落としたことで、品のあるミニマルなデザインに仕上がりました。
　ブランドロゴにも、DEGAGEの意思を織り交ぜました。地球、月、太陽、そしてDEGAGEの「D」のモチーフは、それぞれが交わることで天地創造を意味します。何もない場所からこの世界を創造したように、DEGAGEの服作りは真っ白な紙に点、そして線を描くことから始まるのです。

生活の中で着る
スーペリアルなリアルクローズを

　パリの街中を歩く女性たちは、毎日の中で気張らずにファッションを楽しんでいるように見えます。彼女たちのように、自由な角度で普遍的な美しいものを選び抜く力を持つ女性が、肩肘はらずに日頃から上質なものを着られるように。そのためのリアルクローズをDEGAGEは提案していきます。生活に自然と溶け込むような、DEGAGEの世界観をお楽しみください。